ルーブル暴落ショック!! どうなるロシア経済!
凄いですよね、ルーブルの暴落ぶり。
ケイシーは10年前に買った国債(もちろん日本のね)が来月満期になるからか、
直接的な関係はないけれども、ロシア経済のニュースは気になります。
ニュースによれば、ロシア中央銀行が6段階に分けて政策金利を上げて、
今は年17%になってるそう。
(ところで、私が中学の時は公定歩合だったんですよね、政策金利じゃなくて。)
当然これはゆるやかに金利を上げよう…という配慮ではなく、
原油価格(北海ブレント)は13%下落、
ルーブルは23%も急落したのに何とか対応しようとしてみたけど
結局急激な・大幅な金利上昇するしかなかったんですよね。
ここで!! 社会派ゆとりのケイシーが
何故金利を上げざるをえなかったのかを解説!
ちょっとふざけてみたけど、
実際どんなメカニズムで金利が上がるのか気になるでしょ、、、
分かりやすくする為にストーリー仕立てにしてみるよ。
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ロシア政府(以下政府) 「あ~お金足りないな~。そうだ、国債発行してお金集めればいい! 額面100万ルーブルで、1年後に3%分のオマケ(=年利3%)つけて国債売ればお金集めれるんじゃね?」
投資家 「おっ!いいじゃん。1年後に3%の上乗せ見込めるなら買おう!
ロシアは大国だし、原油価格もここ10年で7倍になってるし、投資先としては丁度いいじゃん。(ついでに、ロシア国債の価値が高まったらもっと高値で誰かに売りつけて大儲けしよう、しめしめ。)」
~ルーブル暴落~
政府 「やばい、お金必要なのに国債誰も買ってくれない…値下げしたら誰か買ってくれるかな?」
投資家 「やばい、ルーブルなんて国債買った時と比べて23%も価値が無くなった。カスみたいな債権(≒不良債権←正確には少し違うけど)掴んじまった…。もうロシア国債はいらないや、多少損してもいいから誰かに売ろう」
政府&上記の投資家 「ロシア国債いらんかね~。安いよ~、お得だよ~」
~信用度の低いロシア国債だからなかなか買ってもらえない~
政府&上記の投資家 「結局88万ルーブルでしか売れなかった…。
少し値下げしただけでは誰も買ってくれなかった…。」
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本来ならば
100万×(年利3%)=103万 となる年利3%の債権が、
これによって計算式が
88万×(年利17%)=約103万 となってしまった。
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市場価格によって金利が変化してしまった!
おしまい。
大体こんな感じ。
長く書きすぎちゃった。
あと、タイトルにどうなるロシア経済!とか煽り入れたけど、
大丈夫、ロシアが崩壊することはないって、たぶん。(適当)
なんでかって? その理由はまた明日!(か?)